相続相談なら名古屋で生前対策(遺言・家族信託)や相続登記・遺産分割の無料相談ができる専門家☝
名古屋市中区(栄駅・矢場町駅)スグ。 初回『60分』無料相談☝
☝登場人物
司法書士 服部:名古屋で開業している現役の司法書士
A子さん:名古屋市在住。最近お父様を亡くし、相続とお母様の介護の両方に直面している40代の女性。
A子さん:
先生、父が亡くなってもうすぐ一年になります。母も体調が悪くて、私がいろいろやらないといけないんですが……「相続登記の義務化」っていうニュースを見て焦ってしまって。
司法書士 服部:
A子さん、ご相談いただいて正解ですよ。令和6年4月から、相続登記は義務になりましたからね。放っておくと10万円以下の過料が科されることもあります。
A子さん:
やっぱりそうなんですね……実家の名義はまだ父のままなんです。何から始めればいいのか、正直わかりません。
司法書士 服部:
そもそも義務化されたのは、相続登記がずっと放置されるケースが多かったからです。名義が何代も前のままで、不動産の売買も管理もできなくなる「所有者不明土地問題」が社会問題になっていたんですよ。
A子さん:
ニュースで見たことあります。「空き家問題」とかも関係してますよね?
司法書士 服部:
まさにそうです。そこで国は、「相続登記は不動産を相続したと分かった日から3年以内にする」というルールを作りました。違反すると10万円以下の過料です。
A子さん:
3年以内に登記って、具体的には何をするんですか?
司法書士 服部:
まず、必要な書類を集めます。お父様の戸籍謄本、除籍謄本、住民票の除票。そして法定相続人全員の戸籍と住民票。加えて、お父様名義の不動産の「登記事項証明書」と「固定資産評価証明書」ですね。
A子さん:
結構な数ですね…。自分でやるのは大変そう。
司法書士 服部:
はい。特に戸籍は「出生から死亡まで全て」が必要なのと、不動産登記特有の問題として、亡くなられたお父様の住民票または戸籍の附票も必要になります。漏れなく集めるのは骨が折れますので、専門家に任せる方が、ミスや手間を減らせます。
なお、全国の市区町村役場で、戸籍などのデータ化・オンライン化がされましたので、直系の方が1つの役場窓口で戸籍の「出生から死亡まで全て」を請求すれば、どこの市区町村役場に戸籍があっても、1回でご取得いただけるようになりましたので、比較的簡単に戸籍は全部ご取得頂けるでしょう。
A子さん:
うちは名古屋市東区なんですけど、地域によって何か違いはありますか?
司法書士 服部:
名古屋の場合、法務局は「名古屋法務局本局」を中心に複数あり、愛知県内の豊橋市などの東三河には名古屋法務局豊橋支局、豊川支局が、西三河には岡崎支局、刈谷支局などがありますが、登記したい不動産の場所よって提出先が決まっています。
また、昔ながらの土地柄が強い地域では、相続人が多い土地の古い登記簿が多い傾向があるので、調査にも時間がかかるケースが多いです。
A子さん:
そうなんですね…。実家の土地は祖父の代からのものかも。
司法書士 服部:
その場合、過去の相続が未登記になっていないかの確認が必須です。これを怠ると、登記できないまま何年も経ってしまうことがありますので。
A子さん:
放置していたら、そんなに問題になるんですか?
司法書士 服部:
たとえばこういうケースがありましたよ。
「親の名義のまま放置していた実家を売却しようとしたら、相続人の一人がすでに亡くなっていて、その子どもが相続人になっていた」……結果、10人以上で話し合いをする羽目になったという例です。
A子さん:
うわ、それは大変……。
司法書士 服部:
それに、登記をしないままにしておくと、相続税の申告にも影響が出る場合があります。相続内容が確定していない(未分割といいます。)不動産が次の代にまでそのまま相続されると、手続きも煩雑になるため、相続登記は早いに越したことはありません。
A子さん:
実は、費用も気になっていて……自分でできるならやってみようかと思ったりもして。
司法書士 服部:
確かに、自分でやれば登録免許税(固定資産評価額の0.4%)以外は安く済む場合もあります。
ただ、名古屋のような都市部では、土地や建物の評価額が高くなる傾向があるので、間違えると登録免許税の出し直し・還付手続きなど、わかりにくいことも多いため正確な申請が大切です。少しでも申請内容を間違えると、皆さんにとっては、慣れていないこともあり、それを直すための時間が膨大にかかるリスクもあるでしょう。
A子さん:
なるほど。安心と時間を買うと思えば、専門家に任せるのも納得です。
A子さん:
先生にお願いしたいところですけど、他の司法書士さんと何が違うのかなって。
司法書士 服部:
ありがとうございます(笑)。
名古屋で相続登記を相談するなら、**「相続に強い司法書士」**を選ぶのが大切です。あとは「わかりやすい説明をしてくれているか」「料金が明確であるか」も大切なポイントです☝
それ以外にも、遺言や生前対策も含めて問題が内在しているご家庭も多いですので、そいいった潜在的相続問題に気づけたり、相続税にも精通していて配慮できる専門家かどうか。そういった総合力が問われるときには大きな差が出てきますね。
A子さん:
あと、気軽に相談できる雰囲気も大事ですよね。
司法書士 服部:
はい。専門家は敷居の高い印象も持たれる方が多いですが、そんなことはありません。名古屋相続あんしんサロンでは、無料相談も行っていますし、「平日仕事で動けない方」のために土日や早朝の時間帯にも柔軟に対応しています。
A子さん:
先生、今日お話を聞いてすごく気持ちが楽になりました。とにかく、早めに動き出すことが大事なんですね。
司法書士 服部:
その通りです。相続登記は一見地味な手続きですが、家族の未来や不動産の価値を守る大切な一歩です。愛知・名古屋の方こそ、今すぐ取りかかるべきですよ。
A子さん:
私もこれを機に、しっかりと整理していきたいと思います。今日は本当にありがとうございました!
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